皆さん、こんにちは!HORIです!
昨日はDIR EN GREYのライブに行ってきました!
今回は過去のライブツアーを再現したツアー、TOUR 2024 PSYCHONNECTに
なります。
今回は5/15の相模女子大学グリーンホール公演に行ってきたので、そのライブレポートを綴っていこうと思います!まずはセトリからです。
DIR EN GREY "TOUR 2024 PSYCHONNECT" 5/15 SETLIST
開始時間:19:05、終了時間:21:07
1. GAUZE -mode of adam-
2. Schweinの椅子
3. Unknown…Despair…a Lost
4. Cage(再録バージョン)
5. raison detre
6. The Perfume of Sins
7. The Devil In Me
8. 304号室、白死の桜
9. mazohyst of decadence(再構築バージョン)
10. Ranunculus
11. ゆらめき(19990120バージョン)
12. MASK
13. 蜜と唾(原曲バージョン)
14. 蒼い月
15. 業(原曲バージョン)
EN
16. アクロの丘(19990120バージョン)
17. 予感(再録バージョン)
18. 残 -ZAN-(19990120バージョン)
19. SUSTAIN THE UNTRUTH
20. 詩踏み
~ライブレポート~
今回の会場はあまり馴染みのない、相模大野にある相模女子大学グリーンホールという場所でした。
今回は開場時間直後ぐらいに到着しましたが、もう既に入場の列がどんどん進んでいる状況でした。
急いでこちらも会場内に入ると、ホールと客席との間がとても近く、埼玉県にある大宮ソニックシティや東京都にある東京国際フォーラムよりもさらに近くて規模感も若干
小さい感じでした!
車イスエリアは1階部分の一番後ろにスペースが設けてあり、これは上記の会場と同じ
位置にありました。
前方には普通に観客が立って鑑賞をするため、一般的な車イスの高さでは辛いものが
ある印象でしたが、こちらは大型の電動車イスで行ったため問題ありませんでした。
ただ、車イスエリアには一度エレベーターで下に降りて、長く急な坂を上がらなければならないため、その点が少し大変でした。
今回は珍しく、そこまで時間が押すことなく、予定時刻よりも5分遅れで会場が暗転
し始めてライブが開幕しました!
会場が暗転したのと同時に、彼らの1stアルバム「GAUZE」と同じように、SEとして
「GAUZE -mode of adam-」が流れ出し、バックのスクリーンには恐らく当時使用
されていた映像が流されていました。
早くも今が令和の時代なのかと疑ってしまうほどの光景に驚きながらも、いつも通りにShinya→Die→Toshiya→薫→京の順でメンバーが登場しました。
メンバーは最新曲「The Devil In Me」のMV内の衣装と同じ格好となっていました。
叫びに近いようなシャウトとともに始まったのは、「Schweinの椅子」でした。
今回のライブでの1曲目に相応しいと言うか、この曲以外選択肢はありえなかったと
思います。
それほど本格的なライブの開幕から早くも会場のボルテージも一体感も凄まじい感じ
でした!
メンバーのテンションも上がっていたからか、2曲目から下手の花道には薫が来て、
上手の花道には京が来て観客を煽っていました!
2曲目から大盛り上がりでしたが、間髪入れずに始まった3曲目でさらなる盛り上がりを見せます!
というのも、3曲目の「Unknown…Despair…a Lost」は彼らの2ndシングル
「JEALOUS」のカップリング曲であり、2014年には一度ミニアルバム
「THE UNRAVELING」にて再構築という形で収録され、ライブでも何度か披露されていましたが、今回はシングルバージョンのほうでの披露だったため、長年応援してきたファンも途中からファンになった人たちも興奮したに違いないからです!
4曲目の「Cage」は再録バージョンとなってはいるものの、そこまで大幅なアレンジは加えられていないため、ほぼ原曲通りであり、こちらでも懐かしさを感じられて、合間のベースソロでは様々な色のライトがコロコロと変わりながらToshiyaを照らし出して
いました!
5曲目「raison dstre」では会場のノリが一体となって一気に会場がダンスフロアと化し、ギターソロでは薫が様々な色の光に照らされていました。
ここまでの初期のDir en greyの曲たちに新鮮味を感じたり、懐かしい気分に浸っている流れを断ち切るかのごとく、凶悪なグロウルと共に「The Perfume of Sins」が披露
されます。
それまでは原曲通りに歌っていたため、現在のようなシャウトやデスボイスはほぼ披露していなかったのですが、今回もこの曲でしっかりと凶悪な声が響いていたので、ハッと我に帰る瞬間でした。
現在のDIR EN GREYを思い出させてくれた後にはすぐさま新曲「The Devil In Me」
へと続きました。
音源ではさらりとデスボイスが入っていますが、ライブでは激しい動きと共に腹の底
からしっかりと声を出していたため、その迫力に圧倒されっぱなしでした…。
その後は「304号室、白死の桜」ではバックモニターにMVが映し出され、懐かしさと共に再び「GAUZE」の曲パートが展開されていきます。
「mazohyst of decadence」は再構築バージョンとなっており、音源よりもさらに深みを増してドゥームメタル感が強まったアレンジが施され、バックモニターではMVが
映され、赤く細い線のような照明が血が滴っているようで、ステージが薄暗く赤い光に包まれて深淵に落とされたような世界が広がり、京がうめきながら曲が終わるという
おどろおどろしい雰囲気でした。
合間のホイッスルボイスがとても綺麗に出ていたのが圧巻でした…。
京がうめいたままだったため、次は「朧」かと思いきや「Ranunculus」でした。
はじめのサビは原曲通り美声が響いていましたが、ラストサビではシャウト混じりに
歌いながらも最後はしっかりと歌い上げていました。
前の2曲で感情が大きく揺さぶられた状態で聴く「ゆらめき」はステージが青い光に
包まれているのも相まってかとても冷たく寂しい雰囲気が増しているように思えて、
いつになくエモーショナルに感じました。
しんみりとしているのも束の間、攻撃的な「MASK」ではバックモニターにMVが映し
出されており、メンバーにも目線が入っていました。
また、原曲で存在していた後奏のパートは省かれていました。
次に披露された「蜜と唾」は原曲バージョンでの披露となり、「1・Sad・Sexuary・2・Sad・Sexuary」というパートが全員が息を合わせて歌い、下手の花道にはToshiyaと京が交互に来てさらに場を盛り上げました!
「蜜と唾」も近年ではアレンジバージョンでの披露だったため、原曲バージョンには
会場が大いに沸きましたが、その次は1stミニアルバム「MISSA」から「蒼い月」、
本編最後にはMV集「「楓」〜if trans…〜」にのみ収録されている「業」の原曲
バージョンが披露されて、まさかすぎる曲たちが続いてそのまま本編終了を迎えると
いうある意味で精神崩壊しそうな怒涛の展開でした!
アンコール明けでは、京は黒Tシャツにノーメイクというラフな格好に、Shinyaは白い天使のような装いから黒いタンクトップに、Toshiyaはギラギラのスパンコールの衣装を身にまとって登場しました。
アンコール明け1曲目は「アクロの丘」。この曲も再録バージョンではあるものの、曲合間のパート以外はほぼ原曲通りのため、個人的にはようやくずっと恋焦がれていた曲を聴くことができて思わず「おお…」と声が漏れてしまいました…。
余韻たっぷりで終わった後は、「予感」へと続き、またもや前曲と同じ心境に戻って
しまいました…。「やっと聴けた…」と。
エモい気持ちに浸る間もなく、「残 -ZAN-」でもうラストかと錯覚するほど、大きな
盛り上がりを見せ、曲の合間で京が「相模ー!」と観客を煽り、Toshiyaがお立ち台に
立ち、サビのパートがいつもより多く感じるほど満足感がたっぷりでしたが、それには飽き足らず、京の「行けるかー?もっと声聞かせてくれー!」という声とともに「SUSTAIN THE UNTRUTH」が披露されました。
曲の合間で京とToshiyaが見つめあって笑みがこぼれる瞬間がありました!
追い打ちをかけるかのごとく、再び京が「生きてるかー?(マイクを胸にドンドンと
叩きつけながら)ここは生きてんのか?俺らと一つになれるのか?かかってこーい!」と口を開くと、最後の曲「詩踏み」では「胸の奥愛せたら~」の箇所を歌わせる際に、一瞬演奏を止めたというとてもエモい瞬間があり、一番の盛り上がりと一体感と熱量を生み出してライブは終了となりました。
京は上機嫌でポーズを取って舞台袖にはけ、他4人はいつものようにピック・タオル・スティックをプレゼントしますが、Shinyaが花道にある扉からそのまま帰ったり、
Toshiyaがお立ち台の上でマントをひらりと返したり、いつもよりもピックが遠くまで
飛んだ薫とDieがいたりと最後の最後まで見どころ満載でした!
今回は京がやたら「相模ー!」と煽っていたり、メンバーが何度も花道まで来たり、
Shinyaのドラムがいつも以上にパワフルだったりなどとてもテンションが上がっていたように思えました!
今回のツアーは昔のツアーの再現と聞いてはいたものの、まさか「GAUZE」の曲を全曲やるともインディーズ時代の曲をアレンジなしで披露するとは思わず、思わず心の声が漏れ出してしまうほど感激でした!
演奏力も歌唱力もグルーブ感も格段に増しているせいか、過去の曲でも物足りなさを
感じることは決してなく、むしろ昔から結構テクニカルなことをやっていたのだなと
思ったり、重低音が凄まじく、ギターの音がかなり際立ってフレーズがカッコいいなぁと感じました!
ツアーは追加公演も発表されて、まだまだ続きますし、さらに2回ライブに行く予定が
あるのでまた聴けるのが楽しみですし、この日は2017年に開催されたPIERROTとの
対バンANDROGYNOUSを今年の10月に再び開催することになったため、ますます彼らの活動から目が離せないと同時にワクワクしています!
今月はcoldrainの1stアルバム再現ツアーのライブがあるので、そちらも楽しみにしつつ日々を過ごしていきます!
それではまた、サヨナラ!
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