皆さん、こんにちは!
今日から不定期のタイミングで、様々なアーティストの名曲を7曲に絞ってご紹介していきたいと思います!
初回は1991年結成のロックバンドL'Arc~en~Cielを代表する7曲をご紹介します!
↓
1. As if in a dream / L'Arc~en~Ciel
「As if in a dream」は1stアルバム「DUNE」収録曲です。
イントロのギターアルペジオがとても幻想的で、Gt. Kenは当時のインタビューで
「車に乗りながら聴いてほしい」と答えたそうで、Ba. TETSUYAいわく夜の高速道路を走るイメージがあるそうです。
夜の高速道路を走っていると、ライトがポツポツと灯されていて、それを流れるように過ぎていく様がなんだか幻想的ながらも、切ない気持ちになりますよね…。
そうした様を表現したかのような、ニューウェーブチックな浮遊感のあるギターの音色と儚げな歌声と疾走感の三位一体が繰り広げられていて、インディーズ時代でここまでのクオリティの楽曲を仕上げられることに驚きを隠せません…。
GLAYのGt. TAKUROも「自分が目指していた世界だと感激した」と言っていた程、ラルクの中での一つの完成形と言っても過言ではない名曲だと思います。
やはり初期の頃のラルクと言えば、浮遊感のあるギターと手数の多いパーカッションのようなドラム、縦横無尽に動き回るベースが特徴的で、それらの要素がしっかりと出ています。
アルバム「DUNE」のリード曲としては、同名曲の「DUNE」ですが、それよりも
この曲の方が彼らを語る上で欠かせない名曲中の名曲です。
2. flower / L'Arc~en~Ciel
「flower」は5thシングルの楽曲で、彼らがブレイクするきっかけとなりました!
疾走感溢れる楽曲でありながらも、アコースティックギターの音色とブルースハープが鳴り響く儚げで切ないナンバーに仕上がっています。
作詞・作曲したhydeいわく、当時ミスチルやスピッツが流行していることを踏まえて、アコースティックな曲を欲していると思って、「こういう曲を作れば売れるだろうと狙って作った曲」だそうです。
売れると思って曲を作っても結果が出ないこともある中、しっかりと結果を残せるのは天性のセンスが備わっていると思わざるを得ないですね。
彼らはロックバンドながらも、ピアノの演奏と歌声だけの曲やエレクトロなサウンドを取り入れた曲、ドラムが打ち込みの曲などロックという枠組みに囚われずに様々な曲を作っても、まるでL'Arc~en~Cielという一種のジャンルのように不思議と「らしさ」が表れているからすごいと思います。
ライブでも定番曲となっている程、ファンの間でも人気の楽曲です!
3. winter fall / L'Arc~en~Ciel
「winter fall」は8thシングルの楽曲で、初めてオリコン1位を獲得したシングルに
なります!
元メンバーのSakuraが逮捕されて、バンドは一時活動休止となった後、活動再開してからサポートメンバーとして入っていたyukihiroが正式メンバーとして加入してから初めてリリースされた楽曲です。
曲のタイトルのは冬を意味する「winter」と閉幕を意味する「curtain fall」の造語となっており、冬の終わりと恋の終わりを表現しており、主人公は冬が終わってもなお
取り残されているストーリーが展開されています。
元々は夏の曲というイメージで作られたそうですが、作詞を手掛けたVo. hydeが冬のイメージがしたということで、冬の曲になったそうです。
ピアノやストリングスの音色、ハイトーンな歌声・コーラスが儚げで切ない印象を与えながらも、サビ前のパワーコード全開のギターや今や必殺技と言っても過言ではない程のブレイクビーツなどがロック色を強めているので、幻想的な世界観とロックな音色の融合がなされていて、また1つラルクのスタイルが確立されたような気がします。
4. MY HEART DRAWS A DREAM / L'Arc~en~Ciel
「MY HEART DRAWS A DREAM」は31stシングルの楽曲で、ライブでの定番曲
です。
イントロのギターアルペジオが美しい、バンド史上壮大なスケール感で描かれるロックナンバーです。
これまでは自分たちの中だけで完結している楽曲が多い中で、夢という壮大なテーマを掲げた歌詞やライブでの一体感などL'Arc~en~Cielという存在が大きな物になって、外との関係性も意識し始めたのはこの曲がきっかけのような気がします。
人と人とを繋いでくれる幸福感の溢れるハートフルな雰囲気がありながらも、しっかりとロックしているこの楽曲はラルクにしか表現できないものだと思います!
シンガロングパートがあるからという理由だけでなく、この曲が持つ力によってバンドとファンとの気持ちを一体にするからということもあって、ライブの定番曲として確立したのだと思います。
そんなロックと人を繋ぐという可能性を見出したのがこの曲です!
5. HONEY / L'Arc~en~Ciel
「HONEY」は10thシングルの楽曲で、一番セールスを売り上げたシングルです!
8thシングル「winter fall」でキャリア初のオリコン1位を獲得してから、うなぎ登りで人気が上昇していき、人気絶頂となった時期に3枚同時リリースの内の1枚として
リリースされました。
同時にリリースされた、生と死の境目を表現した幻想的でダークな「花葬」と自意識が浸食されて狂っていく様を描いたアップテンポでありながらも妖しげでダークでおどろおどろしい雰囲気を放つ「浸食 ~lose control」もかなりのヒットを飛ばしました。
しかし、それらと比べて、疾走感溢れるロックでキャッチーなこの曲は彼らの代名詞と言えるまでに初のミリオンセールスを売り上げる程のものとなりました!
曲はかなりキャッチーでありながら、歌詞はやはり暗い上に、Cメロから始まるという異質さのある楽曲でもあります。
そうでありながらも、ほとんど4人の楽器の音かつ音のダビングもしないという生感にこだわった芯の通ったロックナンバーとも言えます!
これまではニューウェーブな浮遊感のあるギターの音色と綺麗なキーボードとダビングで重ねられた音が特徴でしたが、ロックなL'Arc~en~Cielとしての一面を確固たる
ものにしたのがこの楽曲だと思います。
セールスを一番売り上げた曲ということで、世間的にはL'Arc~en~Ciel=HONEYという公式が出来上がっていると思いますが、そうした背景もあってライブではほぼ毎回演奏されているため、ファンの間では「名曲だけど1位にはなれない曲」という認識が多くあると思います。
ですが、やはりキャッチーさはあるので、ライブでは必ず盛り上がる曲の1曲として、結局は人気のある曲です。
6. READY STEADY GO / L'Arc~en~Ciel
「READY STEADY GO」は22ndシングルの楽曲で、アニメ『鋼の錬金術師』の主題歌として書き下ろされました。
2度目の活動休止明けを経て発売されたシングル曲で、彼らがロックバンドとして世間的に再認識認知されるきっかけとなり、第2のブレイクを果たしました。
バンド間に亀裂が生じたことによる活動休止であったものと推察されますが、活動休止期間中は各メンバーがソロ活動を行っており、その期間中にVo. hydeがリーダーの
Ba. TETSUYAに対してバンド脱退の意思を告げていたそうです。
そんなhydeをなんとか説得して、再度L'Arc~en~Cielを始動する際の曲が直訳すると「さぁ行くぞ!」という意味になるのが、その覚悟の表れが分かりますし、そうした意志を表現したかのように、キレの良いギターのカッティングから始まるアップテンポでスピード感溢れるロックナンバーがとてつもなくカッコいいです!
7. 虹 / L'Arc~en~Ciel
「虹」は7thシングルの楽曲で、元メンバーのSakuraが逮捕され、活動休止をした後、活動再開の際にリリースされたシングルです。
メンバーの逮捕、活動休止、活動再開という大きな出来事があった上での曲ということで当時の胸の内やファンに対する想いなどが感じられる楽曲となっております。
バンドの名前を直訳すると「虹」を意味し、それが曲のタイトルになっていることと、7枚目のシングルであるという事実は偶然なのか必然なのかは分かりませんが、間違いなく彼らを語る上では絶対に欠かすことのできない曲です。
また、歌詞の中では一切「虹」という単語は登場しないのですが、虹は雨が降った後に見られる自然現象ということで、彼らがメンバーの逮捕・脱退という衝撃的な出来事を乗り越えて、これから虹を掛かるだろうという想いが表現されているのだと思います。
ライブでは終盤に披露されることが多く、節目のライブでは必ずセットリストに入っている程、彼らにとってもファンにとっても大切な楽曲です。
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