皆さん、こんにちは!HORIです!
みなさんは2024年冬ドラマを見ていますでしょうか?
私は今期のドラマは、以下の2つのドラマを見ています。
福士蒼汰主演『アイのない恋人たち』
(テレ朝系・毎週日曜 22:00~)
阿部サダヲ主演『不適切にもほどがある!』
(TBS系・毎週金曜 22:00~)
どちらも個人的には面白いと思って見ているのですが、今回は『不適切にもほどがある!』の方に触れたいと思います。
- ドラマの概要
- あらすじ
- 1986年――。小川市郎(阿部サダヲ)は、“愛の鞭”と称した厳しい指導をするのが当たり前な昭和の体育教師。野球部の顧問も務め、生徒たちからは「地獄のオガワ」と恐れられていた。
- その一方、家では男手一つで17歳の一人娘・純子(河合優実)を育て、娘の非行に手を焼く普通の父親でもある。最近は市郎の帰宅時間をやけに気にする純子が男を家に連れ込み“ニャンニャン”するのではないかと心配していた。
- ある日、市郎は、いつものようにタバコを吸いながらバスで帰宅中、ついウトウトしてしまう。目を覚ました市郎の目に飛び込んできたのは、パンツが見えそうなスカートを穿き、耳からうどんを垂らした女子高生がバスに乗り込んでくる姿だった。その姿に違和感を覚え指摘する市郎だが、乗客たちは車内でタバコを吸う市郎こそおかしいと口論になってしまう。逃げるようにバスを降りた市郎が目にしたのは、見たこともない異様な格好をする人々となんとなく変わっている景色だった。
- なんとか見つけた馴染みの喫茶店に飛び込み、事態が飲み込めないまま市郎は動揺してカウンターにいた犬島渚(仲里依紗)のビールを勝手に飲み干し、口論になってしまうのだった。
- 一方、1986年の同日、純子は向坂キヨシ(坂元愛登)から突然告白されていた。キヨシは、社会学者である母・サカエ(吉田羊)と共に令和から昭和にタイムスリップしてきた中学生。街中で偶然出会った純子に一目ぼれしてしまったのだ。純子は“ムッチ先輩”こと秋津睦実(磯村勇斗)に密かに思いを寄せているにもかかわらず、キヨシを家に連れ込もうとするが…。
- 昭和の「当たり前」は令和の「不適切」!? “昭和”から“令和”にタイムスリップしたことで改めて感じる人々とのギャップや共感を描く、意識低い系タイムスリップコメディがスタート!
- <「第1話」公式サイトより>
- "コンプライアンス違反"がテーマの第3話概要
- うっかり足を滑らせたことで昭和に戻ってきた市郎(阿部サダヲ)は、何事もなかったかのように純子(河合優実)たちが待つ家に帰宅。一方、市郎が突然姿を消した令和では、渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)がその行方を心配していた。市郎が消えて2日、喫茶「SCANDAL」では、渚と秋津がサカエ(吉田羊)の元夫でタイムマシン開発者の井上昌和(三宅弘城)と向かい合っていた。井上からタイムマシン開発秘話などを聞いていると、渚のスマホに昭和にいる市郎から着信が…。そして井上は、過去を改ざんすると未来が変わってしまう“タイムパラドックス”の危険性を語り始めるのだった。
- そんな中、昭和のバラエティ番組へ出演すると言い出す純子。未成年は保護者同伴ということで、市郎やサカエもスタジオへ同行することに。一方令和では、渚が先輩プロデューサー・栗田一也(山本耕史)の担当番組で起こった大スキャンダルに巻き込まれてしまい…!?
- <「第3話」公式サイトより>
- 服装の多様性 ~女性の服装に対する反応はセクハラ?~
- 主張の殴り合いではなく、平和的かつ建設的な議論を
ドラマの概要
まずはドラマのあらすじですが、公式HP掲載の1話あらすじは以下のような感じです。
あらすじ
1986年――。小川市郎(阿部サダヲ)は、“愛の鞭”と称した厳しい指導をするのが当たり前な昭和の体育教師。野球部の顧問も務め、生徒たちからは「地獄のオガワ」と恐れられていた。
その一方、家では男手一つで17歳の一人娘・純子(河合優実)を育て、娘の非行に手を焼く普通の父親でもある。
最近は市郎の帰宅時間をやけに気にする純子が男を家に連れ込み“ニャンニャン”するのではないかと心配していた。
ある日、市郎は、いつものようにタバコを吸いながらバスで帰宅中、ついウトウトしてしまう。
目を覚ました市郎の目に飛び込んできたのは、パンツが見えそうなスカートを穿き、耳からうどんを垂らした女子高生がバスに乗り込んでくる姿だった。
その姿に違和感を覚え指摘する市郎だが、乗客たちは車内でタバコを吸う市郎こそおかしいと口論になってしまう。
逃げるようにバスを降りた市郎が目にしたのは、見たこともない異様な格好をする人々となんとなく変わっている景色だった。
なんとか見つけた馴染みの喫茶店に飛び込み、事態が飲み込めないまま市郎は動揺してカウンターにいた犬島渚(仲里依紗)のビールを勝手に飲み干し、口論になってしまうのだった。
一方、1986年の同日、純子は向坂キヨシ(坂元愛登)から突然告白されていた。
キヨシは、社会学者である母・サカエ(吉田羊)と共に令和から昭和にタイムスリップしてきた中学生。
街中で偶然出会った純子に一目ぼれしてしまったのだ。
純子は“ムッチ先輩”こと秋津睦実(磯村勇斗)に密かに思いを寄せているにもかかわらず、キヨシを家に連れ込もうとするが…。
昭和の「当たり前」は令和の「不適切」!? “昭和”から“令和”にタイムスリップしたことで改めて感じる人々とのギャップや共感を描く、意識低い系タイムスリップコメディがスタート!
<「第1話」公式サイトより>
といった感じで、お得意のちょっとエッチなボケが入るコメディタッチでありながら、その時代の問題にズバズバ切り込んでいくスタイルの宮藤官九郎節さく裂の物語。
今回は阿部サダヲ演じる小川市郎という名の昭和オヤジが令和の様々な問題にぶつかりながらも、昭和オヤジなりの解決法で解決してしまう痛快エンターテインメント
となっております。
話の合間に登場するミュージカル調の演出にて、昭和の懐かしソングのパロディが飛び出してくるので、そこもまた魅力の一つです。
先日放送された第3話では、"コンプライアンス違反"がテーマとなっていたのですが…。
"コンプライアンス違反"がテーマの第3話概要
第3話のあらすじが以下のようになっております。
うっかり足を滑らせたことで昭和に戻ってきた市郎(阿部サダヲ)は、何事もなかったかのように純子(河合優実)たちが待つ家に帰宅。
一方、市郎が突然姿を消した令和では、渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)がその行方を心配していた。
市郎が消えて2日、喫茶「SCANDAL」では、渚と秋津がサカエ(吉田羊)の元夫でタイムマシン開発者の井上昌和(三宅弘城)と向かい合っていた。
井上からタイムマシン開発秘話などを聞いていると、渚のスマホに昭和にいる市郎から着信が…。
そして井上は、過去を改ざんすると未来が変わってしまう“タイムパラドックス”の危険性を語り始めるのだった。
そんな中、昭和のバラエティ番組へ出演すると言い出す純子。
未成年は保護者同伴ということで、市郎やサカエもスタジオへ同行することに。
一方令和では、渚が先輩プロデューサー・栗田一也(山本耕史)の担当番組で起こった大スキャンダルに巻き込まれてしまい…!?
<「第3話」公式サイトより>
このドラマではあらすじにもある通り、昭和と令和の時代を行ったり来たりして、それぞれの時代の対比も兼ねているのですが、昔(昭和)ではゴールデンタイムでもテレビ番組では女性の裸が出たり、安全性を無視したような企画などが"当たり前"になっていましたが、令和では何かとコンプライアンスを意識しがちであるというところがメインの描写として描かれていました。
とある情報番組の司会者が番組スタッフに手出しをしたことで、急きょ俳優・八嶋智人が本人役として番組の司会を代理で務めることになるのですが、そこでの言動がいちいち番組プロデューサーの癇に障ってしまい、ことあるごとに謝罪をするという場面が多く挟まれていました。
特に大きくフォーカスされていたのが、女性に対する言動が場合によってはセクハラになるということ。
例えば、番組アシスタントに対して「かわいいね~」と褒めたり、胸元の開いた服を
着ている番組スタッフの胸元を凝視したり、髪型が変わった番組アシスタントに対して「髪切った?」と聞いたりしているところを番組プロデューサーが注意をするという、過剰すぎるとも思える程の"コンプライアンス違反"が飛び出してきます。
服装の多様性 ~女性の服装に対する反応はセクハラ?~
そんな内容の第3話でしたが、コンプライアンス違反のオンパレードに対して、
「基準を設けてくれ」と八嶋智人が嘆くのですが、最終的には阿部サダヲ演じる小川が「みんな自分の娘だと思って接すれば、いいんじゃないかな?」と女性の服装に対してはセンシティブな扱いをする必要があるという結論を出していました。
今回の放送内容に関しては、活発な議論が予測されると思っていましたが、案の定Yahoo!ニュースには以下のような記事が投稿されました。
老若男女・人種問わずどんな人であってもどんな格好・服装をしてもいいはずですし、先日私もどんな人でも多様性を認めるべきだと記事に投稿をしましたが、さすがに胸元の開いた服装については違和感を覚えました。
『不適切にも』第3話には、ミニスカートを履いた女性スタッフが「でも私はアンタのためにミニ(スカート)を履いてるわけじゃない」と、胸元を大胆に露出させた服装を着た女性スタッフも「アンタのために谷間を見せてるわけじゃない」と訴えるシーンがありました。
いわゆる世の男性への"性的アピール"のための服装ではないのだという主張ですが、ある程度のミニスカートに対しては同意しますが、あそこまで胸元の開いた服装に関しては同意しかねます…。
女性のファッションというものは、肌を露出させることが一般的でありますから、それが「性的アピールだ」と言うべきでないのは理解できます。
また、世の中様々なフェティシズムが存在するため、すべてのフェティシズムに対応
しようとなると、どんな服装であっても反してしまうことになってしまいます。
ですが、女性の胸と尻は本能的に性的興奮を覚えるものとしてインプットしている
ため、大きく谷間を見せても何も触れるなというのは無理のある話です。
恋人とのデートのためにアピールをしたいがゆえに、普段着として着る分にはまだ賛成できますが、職場に着て行くのはいかがなものかと思います。
例え男性へのアピールではないとしても、どんな服装をするのが自由であっても、
水商売や性産業でない限りはTPOをわきまえた服装をするべきです。
また、少し開いてしまっている程度であれば仕方ないと思えますが、今回のドラマに登場したような大きく開いた服装はさすがに目がいってしまいますので、それで見るな何も感じるなというのは酷な話です。
ではあなたは、特に何も事情があるわけでもなく、冠婚葬祭にジャージを着て訪れた人が「ちゃんとしている」と主張したとして、あなたはその人が「ちゃんとしている」と思えますか?
「自由でいること」と「場をわきまえること」は相反するものなのです。
もちろん、世の男性すべてがすべての女性に対して常に性的な目で見ているわけではありません。
我々男性も女性をそういう目で見るということは失礼に値すると思って、気を付けて
生活をしています。
自分の服装を認めてほしいと服装の多様性を主張するのは当然の権利ですが、それに
対して無理にでも納得させるのは抑圧でしかないと思います。
認められないという人たちも認めてあげるべきですし、認められないという人たちも認めてほしいという人たちのことを理解しようとする姿勢は必要です。
お互いがお互いの多様性をぶつけあう、"多様性のドッジボール"ではなく、"多様性のキャッチボール"をすることこそが、"真の多様性"と言えるのではないでしょうか?
主張の殴り合いではなく、平和的かつ建設的な議論を
近頃では、様々な考えや意見、主張などをすべて考えもなしに受け入れさせて、認めさせるという傾向が強い世の中ですが、"あれもダメ"、"これもダメ"となんでもかんでも規制・禁止にしてしまってはとても生きづらいと思います。
私たちは動物と違って自分で考え議論をすることができる人間なのですから、そうした一方的に主張をし合う喧嘩をするのではなくて、「これがダメなら、これはどうか?」としっかりとお互いの主張を聞き合って妥協案を探し出すことが大事だと思います。
そういう一種の役割を担っているのが、この『不適切にもほどがある!』というドラマだと思います。
これからどんな問題提起と解決法を見せてくれるのか、これから先どんな展開になるのか楽しみです!
他にも最近のニュースについて触れていますので、是非他の記事もお読みください!
それではまた、サヨナラ!
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