皆さん、こんにちは!HORIです!
今日はもう1つ気になるニュースを見かけましたので、触れていきたいと思います。
記事の概要
記事によると、今回日本マクドナルドは、長崎県内の全店舗で2024年4月からプラスチック製のレジ袋を有料化すると発表しました。
これにより、サイズに関わらず一律で1枚5円の料金がかかります。
この決定は、利用者の意見を踏まえて今後、全国での導入を検討するとしています。
政府は2020年7月から、プラスチック製のレジ袋の有料化を全国の小売店に義務付けており、日本マクドナルドもこれに従っています。
同社では、これまでバイオマス素材を使用したレジ袋を無料提供してきましたが、今後はプラスチックの使用削減にさらに力を入れる方針です。
なお、紙袋に関しては引き続き無料提供されます。
日本マクドナルドは、環境負荷の削減にも取り組んでおり、店舗・オフィスの温室効果ガス排出量を2018年に比べ、2023年末時点で16.1%削減しています。
また、2030年までには50.4%の削減を目指しています。
これらの取り組みは、持続可能な経営と環境保護に向けた日本マクドナルドの取り組みの一環です。
プラスチック廃止による問題
近年、世界中ではSDGs・カーボンニュートラル・エコなど地球環境への取り組みと称して様々な活動・取り組みが行われ、日本でもその波が押し寄せてきています。
その中で頻繁に取り上げられているのがプラスチック。
今回の日本マクドナルドのようにコンビニやスーパーなどでプラスチックの利用を避けてもらう狙いで、レジ袋の有料化やレストランにおいてプラスチックの食器・ストローを紙や木でできたものを使用するなど、様々な形でプラスチックの使用を避けようとしていますが、プラスチックを避けることだけが本当に大切なのでしょうか?
レジ袋の有料化によって、客への説明が面倒ということと店員へのタスク増加に加えて、揚げ物を持ち帰る際にプラスチックを使用しないとなると、油漏れ発生の問題が出てきます。
また、紙や木を使用したストローは水に弱いためふやけてしまい、それに伴って独特の風味が出てきて飲料の風味を損ねたり、紙や木を使用したフォークだと先が尖っていないため力のない人にとっては、食べ物を差しにくくなって食べるのが大変になってしまいます。私もその内の一人です。
プラスチックを使うことの意味を、改めてもう一度考える必要があると思います。
誰の為の取り組みなのか?
単純に値上げという観点においても、自分たち企業ではなく、消費者たちに負担を強いるという姿勢にも批判があるようです。
原材料の高騰や人件費の増加などでコストアップをせざるを得ない状況であるのも理解はできますが、すぐに消費者への負担を強いるのではなく、一度企業側でもできることを探ってほしいですよね…。
例えば、有名なタレントを使わずに宣伝費を抑えるとか取り扱っている食材を自社生産に切り替えるなどなどやりようはいくらでもあるはずです。
また、レジ袋有料化に関して興味深い記事を見つけました。
この記事によると、レジ袋の有料化が実施された年はプラスチックごみが減り、前年に850万トンも排出されていた廃プラスチックは、2020年に822万トンにまで減少したそうです。
また、リサイクルされず焼却や埋め立てで処理された量も、同じく125万トンから112万トンまで減少したとのことです。
ですが、廃プラスチックにおけるレジ袋の割合はおよそ2%と言われており、その有料化が単純にこれほどの減少をもたらしたとは考えにくく、プラスチックごみは近年減少傾向にあることから、2020年は単にその流れを引き継いだだけかもしれません。
また、新型コロナウイルスの影響によって経済活動が制限されたことも、プラスチックごみが減少した理由として考えられそうです。
(引用:https://media.finasee.jp/articles/-/12092?page=2)
そもそも、レジ袋の有料化自体そこまでプレスチック削減に貢献をしていないとなると、一体誰の為の取り組みなのか分かりませんね。
また、地球温暖化に関しては、CO2ガス増加によるものだけでなく、単純にたまたま地球がそのような時期にあるのではないか?という意見もあるため、そもそもそこまでみんな一緒になって躍起になって取り組まないといけない問題なのでしょうか?
もはや企業側の"環境問題に取り組んでいるアピール"として、実施的な値上げの口実として、単なる自己満足として、利用されているだけのようにも思えます。
独りよがりではなく、"ご協力頂く"という姿勢を
ここまで見てきて、プラスチック削減、CO2ガス削減の活動・取り組み自体が「本当に必要なのか?」と疑問に思えることでしょう。
にも関わらず、頭ごなしに「環境に良くないから」というあまりにも短絡的で独りよがりな理由で取り組むことが果たして正しい形での取り組みなのでしょうか?
多様性を認めなければならない時代なのであれば、環境のために何かをしたい人だけでなく、環境のために何かをしたいと思わない人も認めなければならないと思います。
そのため、環境問題への取り組みを強制するのではなく、きちんとした根拠と納得のできる明確な理由を提示した上で、あくまでも"ご協力頂く"という姿勢で行うべきだと私は思います。
ちなみに私は100年後の子供たちなんて自分にはまったく関係のないことなので、どうなっても知ったこっちゃないですし、環境のために自分の生活に悪影響を及ぼすのであれば取り組みたいとはまったく思いません。
エコからSDGsへと名前を変えただけで、単なる流行の一種でしかないと感じます。
今一度、本当に環境問題への取り組みが本当に必要なのか、今行っている取り組みが本当に意味のあることなのか、改めて見つめ直してほしいところです。
以上となります!
他にも最近のニュースについて触れていますので、是非他の記事もお読みください!
それではまた、サヨナラ!
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