皆さん、こんにちは!HORIです!
今回も気になるニュースをピックアップして触れていきたいと思います!
さて、今回気になるニュースはこちらです。
そもそもロコモって何?
記事の内容に触れる前に、まずは記事内で出てくる「ロコモ」というのは何なのか?ということについて触れておきます。
そもそも「ロコモ」というのは、運動器症候群「ロコモティブシンドローム」の略称で、2007年に日本整形外科学会が提唱した概念で、年齢を重ねることによって筋力が低下したり、関節や脊椎などの病気を発症したりすることで運動器の機能が低下し、立ったり、歩いたりといった移動機能が低下した状態を指します。
コモによる運動不足が生活習慣病を悪化させるケースもあれば、重度な生活習慣病に起因する身体活動の低下がロコモを悪化させるなど、互いに影響しあって全身の機能低下を引き起こしていることも少なくないようです。
(引用:https://medicalnote.jp/diseases/%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A0)
記事の概要
記事の内容としては、先程説明した「ロコモ」が子供の間でも「子どもロコモ」として広がっているとのことです。
一般的には高齢者に見られるとされる「ロコモ」が子供の間ではどのようにして表れているのかと言いますと、例えば、しゃがみ込みができない・体前屈ができない・肩が上がらないなど、基本的な身体の動作が困難な状態だそうです。
原因の一つとして挙げられるのは、姿勢の悪さや運動不足で、特にスマートフォンやゲーム機の普及により、子供たちが長時間座って画面を見て過ごす時間が増えたことが挙げられます。
これにより、全身を使っての運動や適切な姿勢の維持が困難になり、身体のバランス感覚や柔軟性が低下する傾向があります。
さらに、新型コロナウイルスの影響も加わり、屋内での活動が増え、身体を動かす機会がさらに減少しました。
結果として、子どもたちの身体の使い方が偏り、基本的な動作が身についていないという問題が顕在化しています。
このような状況に対処するためには、適切な運動指導や身体を動かす環境の提供が必要だといったものです。
「子どもロコモ」の判断方法
記事内では、「子どもロコモ」の判断方法も記載されておりますので、もしお子さんのいる方で気になる方がおられましたら、是非参考にしてみてください。
判断するポイントは4つあります。
1. 片足立ちで5秒間以上ふらつかずに立っていられるか。
2. 途中で止まったり後ろに転んだりせずにしゃがむことができるか。
3. 腕をまっすぐ上にあげることができるか。
4. 前屈をして指が楽に床につくか。
この中の1つでも当てはまれば、「子どもロコモ」の疑いがあるそうです。
埼玉県で行われた調査では、1つでも当てはまった子どもが4割を超えたという結果もあるそうです。
「子どもロコモ」の改善方法
記事内では、「子どもロコモ」の改善方法についても触れられていますので、もしお子さんに「子どもロコモ」の疑いがあれば、実施してみるといいかもしれません。
意識するポイントは、肩甲骨・股関節・足の指の3つです。
1. まずは手を頭の後ろで組み、足を肩幅に開きます。息を吸いながら腕を後ろへ、息を吐きながら前に戻し、肩甲骨を動かします。
2. 続いて、大きく伸びの運動。背伸びをして身体を大きく前に倒します。背中が丸まらないように気を付けましょう。
3. そして、スクワット。手を前に突き出し、肩甲骨を伸ばすようにして腰を下ろします。この時、足の親指が浮かないよう注意が必要です。
以上となります!
原因はスマホ・ゲーム・コロナだけか?
記事内では、「子どもロコモ」が引き起っている要因がスマホ・ゲーム・コロナとされており、たしかにそれらが原因であるということに間違いはないように思えます。
ですが、本当にそれだけでしょうか?
近年は何か事件や問題が発生すると、なんでもスマホやゲームのせいにして、物事の本質に触れることを避けて、短絡的に解決しようとすることが非常に多く見受けられますので、そういった先入観で結び付けている可能性も否めなくはないと思います。
コロナ禍のせいというのもそうですが、それ以前に一部の理解のない大人たちが子供たちが元気に遊んでいる様子を「うるさい」と非難をして、公園で遊べても「危ない」として様々な遊具が撤去され、それらによって子供たちが様々な遊具に触れる機会が減り、公園で遊ぶことすら禁止とされてしまっている時代背景にも関係しているのではないでしょうか?
たしかに子供たちの安全を考えるのも大事ですが、遊具で遊ぶことが身体を動かすことに繋がりますし、実際に触ってみたり、周りの子供たちから話を聞いたりして、「これは危ないんだ」と学ばせることも大事ではないでしょうか?
コロナ禍以前からそのような扱いを受けてただでさえ身体を動かす機会を阻まれて、コロナ禍になって外へ出ることも学校へ行くことすら"悪"とされて、子供たちはさらに身体を動かす機会を奪われました。
いずれにおいても、子供たちは"大人からの抑圧による犠牲者"であることは明白です。
子供に何かあると、スマホのせい、ゲームのせい、コロナのせいにして、あたかも自分たちは関係ないかのようにしている私たちにも、大人たちにも責任があると言えるでしょう。
現代の子供にももっと自由を認めてあげようではありませんか。
そうして、家庭内だけでなく、地域でも、社会全体でも子供たちのためを想って行動し、取り組むことこそが少子化問題解決にもつながってくるのではないか?と思いますので、是非ともそういった社会になっていくことを私は願います。
以上となります!
他にも最近のニュースについて触れていますので、是非他の記事もお読みください!
それではまた、サヨナラ!
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