皆さん、こんにちは!HORIです!
昨日はL'Arc~en~Cielのライブに行ってきました!
今回は今年開催のツアー"ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND"の代々木第一体育館でのライブになります。
今回は3/7の2日目の公演に行ってきたので、そのライブレポートを綴っていこうと思います!まずはセトリからです。
- L'Arc~en~Ciel ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND代々木第一体育館 3/7 SETLIST
- 開演前
- ハードロックなラルクの連発!
- さらなる深い世界観へと誘われたオーディエンス
- "エモいL'Arc~en~Ciel"登場!
- ようやく口を開いたhydeと再び登場した"エモいラルク"
- ラルクイズとアップテンポなL'Arc~en~Ciel
- 和やかなL'Arc~en~Ciel
- まさかの"あの曲"の披露
- ファンとバンドの絆を再確認した楽曲たち
- 総括
- おまけ
L'Arc~en~Ciel ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND
代々木第一体育館 3/7 SETLIST
開始時間 18:35頃、終了時間 20:58頃
1. THE BLACK ROSE
2. EXISTENCE
3. THE NEPENTHES
4. 砂時計
5. a silent letter
6. Ophelia
7. Taste of love
8. Voice
9. Vivid Colors
10. flower
11. It's the end
12. Cureless
13. Blame
14. 叙情詩
15. GOOD LUCK MY WAY
16. Killing Me
17. NEXUS 4
18. Bye Bye
19. ミライ
20. Link
21. MY HEART DRAWS A DREAM
開演前
今回のライブは前回の東京ドームで開催された30th L'Anniversary LIVEからおよそ2年が経過して開催されたツアーで、タイトル通りアリーナ会場でのライブとなります。
(毎回そうですが)突如として開催が発表された今回のツアー。
タイトルからマニアックな曲が多いツアーなのではないか?と噂が囁かれていました。
かれこれ10年以上彼らを追いかけてきた私は期待を胸に大きく膨らませて、チケット
争奪戦を勝ち取り、今回のライブへと望みました。
当日は雨の予報でしたが、終始曇りでした。しかし、真冬のような寒さでした…。
そんな中で今回グッズ販売はもちろん、その他もラルくじの販売やL'Arcafe、ラルカーの展示などファンが楽しめるコンテンツが多く設置してありました。
今回はまったく制限のない中での初めてのツアー・ライブということで、会場内には
マスク無しの客が多く、フルキャパでのアリーナ動員となりました。
何度も見慣れた風景のはずが、不思議と新鮮な光景に思えました。
今回のステージは前ツアーの30th L'Anniversary TOURやARENA TOUR MMXXと
同様、大きな幕が下ろされた巨大モニター付きのセンターステージと東西南北に伸びた4つの花道があり、アリーナ席には近い構図となっておりました。
会場内は穏やかなライトに照らされ、終始雨が降る音と時折雷の音がしていました。
開演時刻を過ぎると、徐々に会場内の明かりが暗くなっていき、気づいたら暗闇の中に
包まれており、昼間→夜へと時が進んだかのような感覚に陥りました。
ハードロックなラルクの連発!
開場が暗闇に包まれると、雷雨が降りしきる中でカラスが暗闇に包まれた教会の中へと
吸い込まれ、そこでくちばしに咥えていた種を落とし、それが床に落ちると黒いフードを被ったメンバーがyukihiro→Ken→TETSUYA→hydeの順で顔を出し、教会の扉が開いて光に包まれ出し、そこへ歩き出すメンバーの姿が映像で映し出されました。
恐らくコロナ禍という雷雨が明けたことを示唆していたのではないかと推察されます。
幕は下ろされたままで、怪しげなピアノロールが流れ出すと共に、ダークな世界観と
ハードロックとロカビリーが織り交ざった「THE BLACK ROSE」にてライブが開始となりました!
緑のレーザーが乱反射し、サビではメンバーのシルエットがぼんやりと映し出され、
曲の怪しげな雰囲気がより増しておりました。
まさかの1曲目が終わると幕が下ろされ、またもやハードロックなナンバーである
「EXISTENCE」に続き、さらに「THE NEPENTHES」と続き、ギターソロ前で
hydeが絶叫にも似たシャウトをかまします。
まさかの曲の乱発とハードロックな側面をまとった彼らの姿に、オーディエンスは早くも心の火を燃やし出します!
さらなる深い世界観へと誘われたオーディエンス
ハードロックな側面のラルクが乱発されて、既に大興奮なオーディエンスの熱を一気に
冷ますかのように、ミディアムナンバーの「砂時計」ではモノクロな色合いでメンバー
が映し出されます。
その後はさらなる深い世界観へと引きずり込むかのごとく、透明感のあるサウンドの
シンセサイザーと共に「a silent letter」が披露されます。
余韻たっぷりに歌い上げるhydeの姿でさらにどっぷりと浸かってしまいました…。
続くジャジーでアダルトな雰囲気の「Opelia」では何十年振りかのhydeのサックス
演奏と共に始まり、サビでは真っ赤に会場が照らされ、会場のほとんどがその音色と
真っ赤な空間にうっとりとしていたかと思います。
曲の終盤ではKenの動きがかなりアグレッシブになり、情熱的な演奏が見られました!
"エモいL'Arc~en~Ciel"登場!
うっとりとしている間にメンバーが一旦捌けると、80'sらしいポップなサウンドと映像が流れ出し、映像が終わり披露されたのは28年振りの「Taste of Love」!
1stアルバム「DUNE」からまさかの選曲でしたが、TETSUYAの高速ピッキングに、
ダークで伸びやかなギター、手数の多いパーカッションのようなドラムサウンド、
hydeの怪しげな歌声と初期のダークな世界観が広がり出し、ギターソロ前では再び
hydeによるシャウトがねじ込まれます。
TETSUYAの高速ピッキングとhydeの姿はお立ち台下のカメラから撮影されており、
見下ろされるかのようなアングルと演奏にファンも度肝を抜かれたことでしょう…。
そんな余韻に浸る間もないまま、ニューウェイヴなギターサウンドと共に、またもや「DUNE」の名曲「Voice」が披露されます。
1stアルバムの曲が続くと言う、まさかすぎる事態の連続に会場内が大きくザワついて
いたのがとても印象的でした。
そんなことも束の間、伸びやかなギターフレーズが特徴的な「Vivid Colors」、
ライブでは定番となった「flower」も披露され、ラルクファン歴が長いほどエモい
気分にどっぷり浸かってしまう時間となりました。
ようやく口を開いたhydeと再び登場した"エモいラルク"
ここまで多くの曲を披露してきましたが、ここでようやくhydeが口を開きます。
MC
「こんばんは!L'Arc~en~Cielです!声援ありがとうございます!」
「始まる前から興奮してるのが伝わる!いっちゃおうぜ!会いたかった?声出せるようになって良かったね!全部見えてるからな!今日も可愛がってやるからな!」
「(ステージが回転し出す)回ってる!僕は回ってるよ!声援が一番大きい所で
止まるシステムです!笑」
「もっと!もっと!」
「あの頃の分も取り戻そうぜ!」
とコロナ禍で中止となってしまったTOUR MMXXの悔しさをここで発散しようぜ!と
オーディエンスを煽り出すと共に、披露されたのは驚異的なセールスを売り上げた伝説のアルバム「ray」より「It's the end」!
恐らくコロナ禍が終わったという意味合いでの選曲でしょう!
映像では砂ぼこりが立ち込めて、軽快なタンバリンの演奏と共に世紀末感が漂い、続く
3rdアルバム「heavenly」の「Cureless」、2ndアルバム「Tierra」の「Blame」
では再び"エモいラルク"が続きます。
「Cureless」では、「夢遊病のように時を刻む針を探しても」と歌うパートが原曲と違ったアレンジになっており、TETSUYAによる歌声での披露でした。
「Blame」のエンディングはしばらく演奏が続いた上で終了するという余韻たっぷりな終わり方でした。
再び"エモいラルク"にどっぷりと浸かった後は、そうした心情にさらに追い打ちを
かけるかのごとく、クラシカルな雰囲気とストリングスの音色と共に「叙情詩」が披露されます。
季節は色を変えて幾度巡ろうとも
この気持ちは枯れない花のように揺らめいて
君を想う
まるで、ラルクからファンに対するラブソングかのようなフレーズに心をとても大きく揺さぶられたファンも少なくはないかと思います。
ラルクイズとアップテンポなL'Arc~en~Ciel
ラルクからファンへの愛を感じたあとは、一旦メンバーが捌けます。
一旦オーディエンスも休憩かと思いきや、突如ラルクイズとしてラルクに関するクイズ
が始まり出しました!
ファンにとっては常識となるものからファンでも初めて知るようなものまで、ここでも
マニアックなラルクが登場し、メンバー不在でもオーディエンスは大盛り上がり!
クイズで盛り上がったあとは、カラスが教会を飛び出して行くと、カラスの羽ばたきと共に草花が生い茂っていき、次第に緑で包まれた街にカラスが白い鳥へと変貌を遂げ、
明るく透明感のあるストリングスのサウンドと共に「GOOD LUCK MY WAY」を
披露。銀テープが噴出されました!
ここから「Killing Me」、「NEXUS 4」と明るく前向きでアップテンポなラルクが
続きます!
和やかなL'Arc~en~Ciel
ここで面白おかしいラルクが見られました。
MC
hyde
「へい!楽しんでますか?楽しんでるかい?」
「3世代に渡って活動してます!ようこそいらっしゃいました!」
TETSUYA
「黄色い声ー!」
hyde
「いらっしゃいませ!」
「本当に近い!最前列どんだけあんの?ってくらい!笑」
TETSUYA
「きゃー黄色い声ー!」
hyde
「(ラルクイズ)クイズやってる時のぼやき聞こえてます!」
「実はこの辺にいますから!笑」(花道を指指す)
「イェーイ!Kenちゃんはけっこう棒を振り回してますよ!笑」
(腰元のギターを左右で思い切り振り回すKen)
Ken
「昔、テレビでペンペンするやつあったでしょ?あったんよ!んでやったんよ!」
「そうしたら根っこが血だらけになってて!」
「先っちょは大丈夫なんだけど、根元があかぎれて笑」
「AI(今回設置されている自動翻訳の字幕AIのこと)はどうしてるんだろう?」
「(AIに向けて)僕の棒を振り回したら根本があかぎれになりました。」
「そういうテレビ番組やってたの知ってますか?」
(翻訳するだけで回答はなし)
hyde
「コレは翻訳しかしないからね…。」
Ken
「(回答する)AIにしなきゃあかんやん!チャットGPTやっけ?使った事ある?」
hyde
「ないです。実は僕AIなんですけど、ChatGPT僕にはないです。」
「一世代前なので、入ってないんです笑」
Ken
「機種変しないと笑」
「機種変といえば画素数って、ある一定の画素数を越えたら分からなくなる!」
hyde「大きい画面だと変わると思うよ~。」
Ken
「ああそうか~こういう(上のモニター)で表示すると分かるねんや~。」
hyde
「僕はこのフォルムがAIですから。」
Ken
「AIってフォルムのことを指すの?」
「ここ(頭を指して、人工知能のことを示す)じゃないの?笑」
(hydeがステージの床に座り足を伸ばすと「かわいい」と言われる)
「え?僕かわいい?…すいません」
Ken
「よう棒振る話からカワイイに持っていけるな!笑」
hyde
「だって僕、可愛いもん。」
Ken
「何歳から自分のことかわいいって気づき始めたの?」
hyde
「最近!歳とってから可愛いと思うようになりました笑」
Ken
「hydeだけじゃなく、メンバーが年々可愛くなってる感じがする!」
「ユッキー(yukihiro)は自分のことかわいいと思ってるの?」
「YESならスネア、NOならバスドラ鳴らして!」
(yukihiroがスネアをとバスドラを同時に鳴らす)
「TETSUYAさんは可愛くなるよう頑張ってるのか?元からかわいいのか?」
TETSUYA
「僕はかわいいのが好きですね~自分が地味なので…」
と会場がかなり和んだ上でライブが再開となります。
まさかの"あの曲"の披露
ここで一番驚いたのが、まさかの「Bye Bye」の披露でした。
この楽曲は15th L'Anniversary LIVEでのみ披露されていましたが、6年後の2012年発売の「BUTTERFLY」にて収録となり、その後は同年のワールドツアーのハワイ
公演でのみ披露されましたが、それ以降は一度も演奏されてきませんでした。
この楽曲が収録される経緯ですが、長年ラルクを支えてきたスタッフが亡くなり、そのスタッフが好きな曲だったので、アルバムに収録してハワイで追悼の意を表して披露をしたのでした。
そうしたバンドにとって非常に重みのある重大な楽曲でしたので、彼らが最後を迎える時のためにとっているのかと思っていましたが、今回披露されて一番驚きました…。
ファンとバンドの絆を再確認した楽曲たち
そんなサプライズのあとは、コロナ禍で制作された「ミライ」へとバトンが渡され、
hydeがyukihiroの後ろの台に上がって歌っており、アウトロではオーディエンスが
一体となってメンバーと共に歌い、続く「Link」では会場全体が跳ねて喜びの感情を
爆発させておりました!
ここで最後の曲へと移る前にhydeのMCが挟まれます。
MC
「ありがとう!東京!」
「みんなすごく元気でいてくれて嬉しい!元気いっぱいになって帰ってほしい!」
「代々木は今日で最後ですが、結構やったね!昔はプールがあったと思うけど、
昔飛び込み台があって、僕は怖くて立てなかった」
「今日ここに来る時にツアトラやグッズやラルカフェとかあって、結構早くから
開いていて、結構早くから来てくれる人もいて、本当に可愛いなと思って、
会いに行きたくなりました!良い会場だよね!」
「次はいつか分からないけど、またやれたらと思ってます!」
「今回は久々に歌った曲も沢山やりました。ちゃんと歌えましたか?
『何この曲?』とか思わなかった?笑」
「当時のCD聴くと恥ずかしいなと思う時もあります。」
「でも今ならもっと良い歌いかたができるんじゃないかとか今だから出来る表現ができるとかそんなことを考えながら楽しみにしていました。」
「バンド(結成)33年ですが、まだまだ進化すると思います!」
「今が一番カッコ良いんじゃないかと思います!またやりましょう!」
「最後皆で歌いましょう!今日は来てくれて本当にありがとうございました!」
そうして最後に披露されたのはEDには珍しい「MY HEART DRAWS A DREAM」。
コロナ禍になってから4年間、ライブでは一緒に歌うことができなかった曲ですが、
今回すべての規制が取り払われたので、シンガロングパートでは久しぶりの合唱と
なりました!
最後の曲が終わり、会場全体が幸せなオーラに包まれてライブは終演となりました…。
総括
今回はレアな曲満載と聞いた上で臨んだものの、どの曲もとても驚きましたし、
「Bye Bye」が聴けただけでもチケット代が安く感じるほどでした!
アリーナでは恒例となりつつあるセンターステージと4つの花道というステージ構成も
車イスエリアからでもメンバーを近くに感じられるほどの距離感がとても良いですね!
ダークな世界観から始まるライブというのも何気に初めての試みですし、レアな曲も
昔懐かしい曲もどれもギターが骨太でハードロックな側面のラルクが今のラルクに
かなりマッチしていたのが意外でした。
hydeとTETSUYAが何度も花道のほうまで来てくれたので、ファンのみんなが大喜び
でした!
一時期は本当に解散するのではないか?と仲が険悪なのではないか?と不安になるほど
ライブの頻度が少なかったですが、最近は1~2年に1回のペースでライブ・ツアーを
慣行してくれるため、とてもありがたいと思うばかりです。
TOUR MMXXも今回のツアーも度肝を抜かれるほどレアな曲が満載のライブでしたが、それでもなおまだまだ聴きたい曲はありますので、このペースでまたツアーを開催してほしいと思います!
さて、来月のさいたまスーパーアリーナの公演にも横浜アリーナの公演にも臨む予定
ですが、横浜アリーナの公演はFC限定ライブですので、とんでもない曲が披露されるのではないか?と大変期待しています!
それではまた、サヨナラ!
おまけ
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